立海D1骨が良すぎる

4th関東立海見に行きました。

先月も来たオリックス劇場

間違っていない実写化なのは確かなんやけど、中山くんが美形すぎて、メガネで見えない目とかオタクの想像にお任せされた部分の造形が都合よすぎないだろうかとちょっと気まずくなる。なんか中山くんの柳生を見るときそこにはキモオタクの自分も重なって見えるというか…柳生比呂士を容姿の整った美しい男と解釈することが許されることに安心感覚える自分キモイな…みたいな…(?)何を言っているの。

現実に柳生比呂士が存在しているという異常事態に興奮が抑えられず登場した瞬間から笑いが止まらんかった。キャラクターが実写で目の前に存在していてうれしい!という、そういう初心の気持ちを取り戻してテニミュを楽しみました。テニミュって…楽しいじゃん!!約4時間座りっぱなしの苦行ですが。

公演時間長いし今そんなテニミュモチベ高くないしどうかな…と少し心配していたが、想像以上に素晴らしい公演だった。客席眩しすぎなのとオリックス劇場の椅子しんどすぎ以外は良かった。あとランダム商品が売り切れにならないって本当にうれしい。

 

 

以下感想です。大変スケジュールすぎて感受性が鈍っている。

 

立海キャストはダンスが上手な人が多かった。

・ジャッカルがビンタされるシーンで、ベスゲのスライド移動でフレームアウトするジャッカルのこと思い出してウケた。ジャッカルも赤也も飛距離大げさめでおもしろかった。

・赤也顔整いすぎ、坂道の整い方。初めて三井淳平見た時「乃木坂46だ…」と思ったけど、赤也は欅坂46やな…櫻坂46か…

・ブン太の演技プランがめちゃ良い。ブン太って結構複雑なキャラクターで解釈の幅あって難しいみたいだなと今まで見てきて思ってたけど、1公演目でかなり良いクオリティでお出しされて、大好きになった。「天才的?」の言い方が違和感ない。ちゃんと天才のオーラがある。

・赤也とブン太、白くて薄くてもちもちでかわいい。

・真田の顔がかっこよすぎて話が全然入ってこない。帽子影で顔の下半分しか見えてなくてもかっこいい。もし面と向かってたるんどる!とか叫ばれても顔がかっこよすぎるから何も心に届かないと思う。話を聞け!!て殴られてブラジルまでぶっ飛ばされたい。

・柳生比呂士は私が見た公演の時点では60点くらいの出来だという感じだった。初舞台だから仕方ないんだけど舞台の技術が全然足りてなくて、歩き方とか佇まいとか節々にまだ迷いがある感じがした。あとアイドル活動の映像を見てもっと低い声が出る人のように思っていたので、私の中山くん柳生比呂士予想と結構違う感じだった。とはいえ納得の配役の感じもちゃんとあったので、大千秋楽を楽しみにしている。顔やスタイルなどは本当にものすごく良く、とんでもなく綺麗な人だった。

・逆に仁王くんは想定外にめちゃめちゃ良かった。演技が上手い。稽古期間のTwitterの動画見たらものすごく挙動がゆえとだったし、立海の中では年下組なので育成枠なのかなと思ったけど、舞台で見る姿は全然ゆえとではなかった。不敵な笑みが良い。ちょっと口開けて見返り美人の角度のときがめちゃめちゃ良かった。この仁王くんって細いけどめっちゃくちゃ食べる仁王くんそう。

・この立海D1骨が良すぎる。柳生は肩がしっかりしててそこからつま先まで直線で伸びてる感じの骨格、仁王は柳生と肩幅はそんなに変わらないけど少しなだらかなシルエットの骨格で膝下がめちゃめちゃ細い。まずここだけでめちゃめちゃ解釈が合う。さらに2人が並んだ時に、頭身、肩幅、脚の長さ等々パーツごとの幅とか高さは揃ってるけどアウトラインが違うというのが、入れ替わりのときに若干違和感が出て、ほんまに丁度良い差だなと思った。二人が並んでると見るとうれしすぎてヒヒヒヒヒ…て笑ってしまう。このD1ってキャストがまだ10代で若いのが理由なのかもしれんけど、『大人びてるけどまだ中学生』の雰囲気があって良い。

・なんか幸村がめっちゃ歌上手い。関立って幸村の出番あんまないからよくわかんなかったけど幸村既にめっちゃ仕上がってるような気配がある。地雷系の顔の幸村ピンと来てなかったけど実際見たら『病み』の雰囲気が合ってるなーと私は思った。立ち姿は増田俊樹に似ており、強い。怖い。

・本公演で今牧くんを見るのは最後かー…今牧くんってファーステのときはもっと子役みたいな感じで一生懸命!元気いっぱい!という舞台の立ち方だったけど、こんな余裕かませるようになってすごく大人になったな…と感慨深くなっていた。歌もダンスも演技もビジュアルも見るたびにどんどん良くなっていって、努力とかあんまり見せる人じゃないけどそれでもわかるくらい努力を感じたし、テニスの王子様越前リョーマへのリスペクトも強く、解釈とそのアウトプットの独自さも魅力的で、私は今牧くんのことはすごく信頼できる俳優だと思っている。長くお芝居の仕事してほしい。応援しています。怪文失礼。

 

・菊丸にボールぶつけて気絶してるのを仁王と柳生が2人で見下ろしてるところが、良かった…私が見たかった景色がそこにあった。

・たこ焼きライスやプロペテのやつの曲、なんかどこで着替えてるのかわからんくてすごかった。ぼんやりしすぎだったかも。声にエフェクトかかるやつテニミュで初めて見た。

・仁王と入れ替わり中の柳生、顔が良すぎて、なんかこれについてどう受け入れたら良いのかわからんかった。

・入場で青学が通る通路席に座っていたのですが急に大きい人がいっぱい横を通ってビビった。平日ソワレだったから途中入場のオタクがまあまあ多く、オタク&誘導スタッフの気配あり!と思ったら青学レギュラーだった。

・D2の這い上がれ海堂の曲がまじでめちゃめちゃ良かった。あのあたりのジュヤマの真剣な調子とちゃらけた調子の使い分けが本当に上手く、桃城武に惚れてしまうところだった。危ない。

・みんなが赤目になるシーン怖かった。光ってた。なんかダンスも変でインパクトあったし、ティックトックで流行ると思う、知らんけど。

・レーザービームの効果音「チュドーン!」みたいな感じ。レーザービームって津田英佑がビブラートかけながら街を破壊するような光線だからもっと幅太なイメージあったけど、4thはレーザーポインターのレーザービームだった。点攻撃なので街は破壊できなそう。でも何かを破壊しているような音ではあった。3rd以前の音と比べて一番打球の速さが伝わる音だと思う。

・0番レーザービームの照明良かった。レーザービームが青で柳生が赤で照らされていたような記憶。違うかも。柳生比呂士が不気味すぎて、ゴールデンペアから見た立海D1のイメージってこれやったんやなと思った。

・六角の曲に神尾が混入してた。

・他校の日替わり、ちゃんと面白かったけど闇鍋すぎて怖かった。

・全体曲の歌い出しが檀君パートで、歌詞が「ダダダダ〜ン♪」で、耳を疑った。

・袖に向かって「千石さ〜ん!」てやるならTAISEI出して。ていうかマジでTAISEIてあらゆる座組に必要な人やと思う。1座組1TAISEIでお願いします。

・塩田くん、見るたびに思ってたよりもパフォーマンス力があってビビってる。意外と売れていくのかもな…「あんな乾先輩見たことない」というセリフ通りの今まで見たことない乾先輩を演じきっていて、なんだそんなこともできるんかよと普通に感動した。

・4th、回想シーンのBGMが雰囲気ある微ホラーRPGみたいになるのは何故。毎公演ちょっと違和感覚える。

・幸村が倒れるシーンで下手から高速で登場する担架でDL2018の殺し屋の木手のこと思い出した。

・木村くんの演技が上手すぎて、なんか赤也にめちゃめちゃ感情持ってかれちゃった(T_T) テニスクラブの人には「ものすごく上手いよ!」て言われるくらいテニス上手いのにそれを超えるバケモンテニスプレイヤーとの御縁がありすぎて人生めちゃくちゃになってんだ。極度の負けず嫌いで普通だったら絶対負けないくらい強いけど運悪く天才と巡り合う機会が多く何回もボコボコにされて精神崩壊してるんだ。可哀想だな………

・赤也の羆落としのフォームエグ綺麗。

・何も見えなくなったときの不二くんの表情、なんて言ったら良いのかわからんけど、すごく引き込まれるものがあった。TRUMPシリーズ出れる。持田悠生、不二周助をやってくれてありがとう。持田悠生を不二周助にキャスティングした人、持田悠生を不二周助にキャスティングしてくれてありがとう。

・不二くんのソロ曲客席眩しすぎ。映像で見たら良い感じになるんかな。要確認。

・ミユキの歌声山田健登よりデカかった。

・「まさか赤也」という台詞があって、全部ア段だな…と思って引っかかり、そこから5分くらいまさか赤也…まさか赤也…まさか赤也…てなってた。

 

・公演地変わりの青学曲?のやつがOvertake meでマジで血圧上がった。あれたぶん音もリズムも取りにくいクソみたいな曲なんだけど、ルド吹のときより格段にユニゾンが綺麗に合うようになっており、涙ぐんだ。そして、綺麗なユニゾンで聞いた時初めて良い曲だな…と思った。

・カテコの「常勝立海!」で誰もフライング退場しなかった。

立海のアンコール曲、途中で三拍子になるからChuChuChu僕らの未来だった。

モーニング娘。'22『Chu Chu Chu 僕らの未来』Promotion Edit - YouTube

通路席ありがとう。菊丸英二さんと葵剣太郎さんとハイタッチをさせていただき、海堂薫さんから見下していただいた。うれしかった。

・後方でキャアアアアア!!!!と聞こえて、振り返ったら丸井ブン太さんが空席に着席していらした。丸井ブン太さんのオタク沸かせ力のすごさを目の当たりにした。

・この日の柳生は客降り2階か3階で、帰還時に一個向こうの通路を歩いているところを見ることができたのですが、柳生比呂士がそのへんをぽてぽて歩いているだけで脳が焼けてきて、隣の人の肩をゆすり、「やぎゅうひろしいるすごい…」と声に出ていた。3rd全立後編から4年ぶりに実写の柳生比呂士を直視するんだ。いつも以上にテンションが上がって意味不明行動になるのも頷ける。

 

 

とにかく柳生比呂士の登場にテンションが上がりすぎてて、自分こんなにヒロシのこと好きだったんか?と自問自答、自分の知らない自分に出会ってしまいました。ヒロシ大好き一緒に死体を埋め運命を預け合おう期とヒロシのずれた感性が許容できなくて嫌だ信頼できない期がある。これって現実の人間関係なのかもね。

 

次のテニミュドリライかな!ルド吹オタク、燃え尽きの時ですね!TSC継続手続き行います!待ってろよ三井淳平!